ジャストバンディト（1996年生、母スルーエンジェル）
Just Bandit
1996.04.05
ジャストバンディト（1996年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時9歳）と交配したスルーエンジェルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地18戦0勝、中央障害16戦2勝2着1回、地方5戦1勝。1999年の卯月特別に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1999年）
3月13日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。
3月27日、中1週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
4月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳オープンの卯月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクインテスハートをクビ差制して初白星を挙げた。
5月15日、中3週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。
6月20日、中4週で迎えた5戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のべにばな賞（福島芝2000m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。
4歳（2000年）
1月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた7戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、マルチブラッド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。
2月10日、中1週で迎えた8戦目は、アメジストスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月24日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、F.サンチェス騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続でF.サンチェス騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた11戦目は、A.クルホーン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下のドイツ騎手招待（2）（福島芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。
9月3日、中5週で迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。
9月24日、中2週で迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。
10月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。
10月29日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。
5歳（2001年）
1月8日、中9週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。
1月18日、中0週で迎えた17戦目は、マルチステップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
1月29日、中1週で迎えた18戦目は、D.ハリソン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
2月17日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
6月17日、約4か月の休み明けで迎えた20戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。
7月8日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカノヤテイオーから8馬身差の2着となった。
8月4日、中3週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月26日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のエリートフェローに8馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。
9月15日、中2週で迎えた24戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 雨/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。
6歳（2002年）
1月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
2月10日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 小雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
2月28日、中2週で迎えた27戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。
3月17日、中1週で迎えた28戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月12日、中7週で迎えた29戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
6月1日、中2週で迎えた30戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
6月22日、中2週で迎えた31戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月6日、中1週で迎えた32戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月31日、中7週で迎えた33戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイロッキーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
7歳（2003年）
3月8日、約6か月半の休み明けで迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた35戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は高野容輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。
3月29日、連闘で迎えた36戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（9戦2勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 曇/良）に63.5kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（10戦2勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。
5月3日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた38戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。
7月12日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（11戦2勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。