コスモブラザーズ（1997年生、母タニノアベビート）

経歴

デビュー前

1歳のとき、広田牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、稗田牧場によって525万円で落札された。

2歳（1999年）

7月30日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったペパーミントボーイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた2戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若駒特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゼンノキャップにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3歳（2000年）

4月3日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオリーヴフォンテンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月18日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の’00ベストステッキ特別（3）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、リガメエントキセキに交わされて4馬身差の2着となった。

5月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若松特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

7月31日、中9週で迎えた7戦目は、3歳戦のあさがお特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のひまわり特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（2001年）

5月30日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったタイキヴィンテージに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月20日、中8週で迎えた14戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

11月22日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。