メモリアルスポート（1994年生、母ロイヤルシラオキ）

メモリアルスポート（1994年5月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時11歳）と交配したロイヤルシラオキが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）小田牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額2,200万円（44万×50口）で一口馬主が募集された。

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

11月10日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

12月21日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

3歳（1997年）

1月15日、中3週で迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、5着に入り込んだ。

2月16日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月9日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

3月22日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

9月6日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg戻して迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた13戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、カエデ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1998年）

1月17日、中9週で迎えた14戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカイクリスティーをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた15戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川口道助騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のホリノスミレに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月30日、中1週で迎えた18戦目は、山田寿雄騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノアチャンピオンから2馬身半差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、KAB熊本朝日放送特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーセイヒリューから5馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノヒカルをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

6月6日、中2週で迎えた22戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた23戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（5戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1999年）

1月1日、中2週で迎えた28戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた29戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた30戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山田寿雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（9戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。