ニシノハーマイオニ（2000年生、母プリディクティング）

ニシノハーマイオニ（2000年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ハリーポッターの親友の名」。毛色は青毛。種牡馬のジェネラス（当時12歳）と交配したプリディクティングが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方40戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般C9。

経歴

デビュー前

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

4月20日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

5月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

7月5日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた5戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 雨/不良）に出走。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

12月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず14着に終わった。

4歳（2004年）

2月7日、中6週で迎えた10戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

5月3日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた16戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた17戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウユーホシオーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた18戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた19戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のキノクィーンに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月4日、中3週で迎えた20戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシアトルスリルをハナ差制して優勝

8月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた22戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルクロビールに2馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

9月22日、連闘で迎えた23戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（6戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロデオドライブから半馬身差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムマックオーをクビ差制して雨下の激闘を制した。

10月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で西村栄喜騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガームサシゴンに1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

11月24日、中3週で迎えた27戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西村栄喜騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で西村栄喜騎手（10戦5勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

5歳（2005年）

1月2日、中3週で迎えた29戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で西村栄喜騎手（11戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月12日、中0週で迎えた30戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で西村栄喜騎手（12戦5勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた31戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月8日、連闘で迎えた33戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（14戦5勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（15戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた35戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（16戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（17戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、中5週で迎えた37戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（18戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた38戦目は、一般C17（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（19戦5勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた39戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンエンジェルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月22日、中1週で迎えた40戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゲットゥザサミットをアタマ差制して8勝目を手にした。

7月12日、中2週で迎えた41戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた42戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（20戦5勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた43戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（21戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた44戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（22戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキイブから5馬身差の2着に敗北した。

9月28日、中1週で迎えた45戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（23戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月15日、中6週で迎えた46戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（24戦5勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月23日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた47戦目は、一般C21（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（25戦5勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた48戦目は、一般C22（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（26戦5勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた49戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（27戦5勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。