ダイカツロング（1988年生、母ギオンジヨー）

ダイカツロング（1988年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のロングフアスト（当時16歳）と交配したギオンジヨーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大西ステイブル。戦績は、中央平地18戦0勝、中央障害3戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

古賀末喜厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

9月9日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。馬体重は418kg。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名正義騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた7戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

3歳（1991年）

1月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた9戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は横田吉光騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

2月25日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横田吉光騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4月27日、中6週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横田吉光騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた15戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横田吉光騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月17日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた17戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた18戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた19戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で渡部秀一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライトロマンに約14馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で渡部秀一騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。