イケイケヒカル（2011年生、母シェルシュミディ）

イケイケヒカル（2011年1月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋家族名より」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時15歳）と交配したシェルシュミディが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上欽哉から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ヤマダステーブルによって105万円で落札された。

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

4月27日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた2戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

7月21日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のバロンドールに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のヤマタケデュックをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2九十（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したカルクオンガエシにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた10戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。