プルーフオブライフ（2008年生、母カーリア）

プルーフオブライフ（2008年2月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「人生の証明。父名（Ｖｉｎｄｉｃａｔｉｏｎ、立証）より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のVindication（当時8歳）と交配したカーリアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）オリオンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方20戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C4-1。

経歴

デビュー前

当歳のとき、オリオンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。9歳のとき、オリオンファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、国田正忠によって108万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月1日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は478kg。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

11月6日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

3歳（2011年）

1月5日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

3月6日、中8週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

5月14日、中9週で迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るストレートレディを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月17日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

8月31日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-3（門別ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサザンマグノリアを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

9月22日、中2週で迎えた9戦目は、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑村真明騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

11月16日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑村真明騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったブラボーソニックに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2012年）

5月3日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた16戦目は、二十間道路賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のダイヤピアスを3/4馬身振り切って3勝目を手中に収めた。

6月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ノアフィールドにクビ差交わされて2着となった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた20戦目は、美しき唄のまちびばい賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

10月3日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。