グローリアスカント（2014年生、母ジュエリスト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、大作ステーブルから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

川島雅人厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2016年）

7月7日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では弾けるように急駛したが、ハタノフォルトゥナに交わされて4馬身差の2着となった。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったイスタナにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のパドミニに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月23日、中1週で迎えた4戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は石川倭騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、バリスコアに交わされて4馬身差の2着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフレアリングスターをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ8（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

12月16日、中8週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアロー賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のドンベリンダに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

3歳（2017年）

1月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のファースト賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

5月29日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の青嵐賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた13戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のタッカースタートに6馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

8月1日、中3週で迎えた14戦目は、にぎわい爆発!あつぎ国際大道芸開催特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定戦のすいれん賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のコスモグラブに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月8日、中1週で迎えた16戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、大山詣り・日本遺産認定記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた17戦目は、秋風スプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、快適生活♪にのみやLife杯（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4歳（2018年）

4月6日、約6か月の休み明けで迎えた19戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、花吹雪特別（川崎ダート900m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

5歳（2019年）

4月4日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

6歳（2020年）

8月7日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた21戦目は、ヒラマサ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた22戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、クロカジキ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のセイエイビビットを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

9月14日、中1週で迎えた23戦目は、カンガルー賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた24戦目は、エキサイティングリレーin浦和賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモリデンテキーラに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月16日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジェイケイステラに2馬身半の差をつけて8勝目を獲得した。

11月10日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた27戦目は、馬い!? 江戸前ちば海苔を食べよう（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

7歳（2021年）

1月4日、中2週で迎えた29戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、鏡餅賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、4着を確保した。

1月29日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シントーキングに交わされて6馬身差の2着に敗北した。