クローズユアアイズ（2005年生、母イットービコー）

クローズユアアイズ（2005年4月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「瞳を閉じて」。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時11歳）と交配したイットービコーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方31戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2九。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

3月16日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

7月5日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた3戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のJA岩手ふるさとブルーベリー杯（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルブツロードに半馬身交わされて2着となった。

10月4日、中4週で迎えた5戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月11日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月2日、連闘で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月10日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリンゲルラングを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 小雪/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた15戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトレジャースマイルを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた19戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた20戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアスリートモアを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って優勝

6月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったストームシグナルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アドマイヤアマゾンに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（11戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた28戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、じゃじゃじゃTV賞（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

9月22日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた31戦目は、小岩井生乳100%ヨーグルト杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた32戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。