ワールドムサシ（1991年生、母キョウエイニンフ）

ワールドムサシ（1991年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウインドストース（当時8歳）と交配したキョウエイニンフが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は富本茂喜。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年の新緑特別(B3一)。

経歴

デビュー前

須永和良厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1994年）

4月8日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキャロットウーマンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月3日、中0週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノワカバから1馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイシンホーライに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

12月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のポインセチア特別二（浦和ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコーセイドリームをハナ差制して勝利を手中に収めた。

4歳（1995年）

1月10日、中0週で迎えた9戦目は、むつき特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、福寿草特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイスターツに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月21日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトミヒサテイオーに2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

3月17日、中2週で迎えた12戦目は、春霞特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオークハマーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月19日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた14戦目は、新緑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイロボに1馬身半の差をつけて優勝

5月29日、中2週で迎えた15戦目は、薫風特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月21日、約6か月の休養明けで迎えた16戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた17戦目は、師走特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンツータイタンからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（1996年）

1月10日、中1週で迎えた18戦目は、犬吠埼特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた19戦目は、白嶺特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエヌワイフェローから1馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中1週で迎えた20戦目は、白富士特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（10戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドボギーから3馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中1週で迎えた21戦目は、アメジスト特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1997年）

7月20日、約17か月の休養明けで迎えた22戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の洞爺湖特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。