ブラウンヘルシャー（2014年生、母シーズババズディライト）

ブラウンヘルシャー（2014年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋支配者（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時14歳）と交配したシーズババズディライトが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。2018年の立ち呑みとーど亀戸店オープン一周年記念(一般C3四五)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐竹学から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、佐竹学から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小島学によって162万円で落札された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月27日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

10月8日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3歳（2017年）

6月3日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた6戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイカポコアポコに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中5週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のイデソヨヒトヲに2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムルムルに6馬身の差をつけて制した。

10月15日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦3勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

11月8日、中2週で迎えた11戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた12戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（2018年）

1月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中越琉世騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、立ち呑みとーど亀戸店オープン一周年記念（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドノーブルに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた17戦目は、新検見川スナックよりみち開店20周年記念（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレオチェックメイトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月6日、中1週で迎えた19戦目は、株式会社ネットフォレスト7億円突破記念杯（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で瀧川寿希也騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5月1日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中越琉世騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、開成町阿波おどり特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモポルカにアタマ差届かず2着に惜敗した。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、足袋蔵のまち行田賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた23戦目は、南風特別（川崎ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモポルカに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

7月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

7月22日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、亡霊怪獣シーボーズ杯（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた26戦目は、ニューダイトンバリキング杯（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

9月10日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた27戦目は、恋次郎来場記念（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月26日、中1週で迎えた28戦目は、桜区区民ふれあいまつり賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた29戦目は、飯田教雄「おつかれさま!」記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月23日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた30戦目は、一般C1五六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた31戦目は、ME‐BYO online記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた32戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

5歳（2019年）

1月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた34戦目は、井藤漢方製薬みんなで健康に杯（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた35戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、如月賞（船橋ダート1600m 小雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。