ハニーオブハーン（1999年生、母ハニーフェアリー）

ハニーオブハーン（1999年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエルハーブ（当時8歳）と交配したハニーフェアリーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦4勝2着1回。2001年のペガサス賞で2着に入った他、2001年の三條新聞賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

横山孝四郎厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2001年）

4月22日、デビュー戦は山田信大騎手を鞍上に据えて、2歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のラスカルアカデミーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月1日、中9週で迎えた2戦目は、一般C1イ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアマミスラロームをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月19日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の門別農業協同組合特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月16日、中0週で迎えた5戦目は、2歳オープンの三條新聞賞（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた6戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブルージョウに9馬身の差をつけて優勝

10月28日、中4週で迎えた7戦目は、2歳オープンのペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリプレイズから半馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中0週で迎えた8戦目は、2歳A1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のファインカイザーに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（7戦3勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

12月28日、中5週で迎えた10戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3歳（2002年）

1月21日、中2週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ戦の紅梅特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた13戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

8月9日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、松浦裕之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の月見草特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の浜木綿特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（8戦3勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1690m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（9戦3勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

9月24日、中0週で迎えた18戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（10戦3勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月4日、中0週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳戦の野菊賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（11戦3勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（12戦3勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

12月18日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳戦の駒牽特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（13戦3勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（2003年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた22戦目は、一般C2三ア（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（15戦3勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。