エピファレーヌ（2017年生、母ウインアルエット）

エピファレーヌ（2017年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋女王（仏）。この世代の女王になってほしい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時7歳）と交配したウインアルエットが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。主な勝ち鞍は2019年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にて総額2,520万円（1.26万×2000口）で一口馬主が募集された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

8月17日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったポレンティアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

12月14日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のピーエムピンコをクビ差振り切って初勝利を挙げた。