トミノタッチ（2002年生、母モダンガール）

トミノタッチ（2002年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時9歳）と交配したモダンガールが21歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡廣光。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般D4-6。

経歴

デビュー前

高木嘉夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

11月14日、デビュー戦は柴田未崎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3歳（2005年）

3月13日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月11日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般D4-5（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた4戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、一般D4-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のグロリアスヴューをアタマ差制して初勝利を挙げた。

11月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月4日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた6戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、裕行君・藍子ちゃん結婚記念（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノキングダムに3/4馬身交わされて2着となった。

4歳（2006年）

1月2日、中3週で迎えた7戦目は、初日の出特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカステルロックに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サニーロングツアーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4月25日、連闘で迎えた10戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイワハーンに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月14日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

6月11日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノキングダムに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月25日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた14戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオーバーカムをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

5歳（2007年）

9月10日、約14か月半の休養明けで迎えた15戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。