ドクトルファレノ（2007年生、母アナタ）

ドクトルファレノ（2007年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ファレノプシスのように」。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時19歳）と交配したアナタが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦0勝2着5回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、清水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月1日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

3歳（2010年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

3月29日、中8週で迎えた3戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2四（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、アポロワンダフルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月5日、連闘で迎えた6戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月18日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた15戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた16戦目は、青森県連杯（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったカリズマトウショウに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月11日、連闘で迎えた17戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月31日、中5週で迎えた19戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したトゥルートゥルーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月7日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月27日、連闘で迎えた22戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は清水裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハナノスティーブを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月18日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清水裕一騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で清水裕一騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエフティブレーヴに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月10日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 小雪/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で清水裕一騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた27戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は清水裕一騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。