アイコマユウユウ（1999年生、母ヤングスワロー）

Aikoma Yuyu

1999.06.15

アイコマユウユウ（1999年6月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスロード（当時8歳）と交配したヤングスワローが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は佐々木 彦八。戦績は、地方14戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

日野啓二厩舎（足利）へ入厩。

2歳（2001年）

7月8日、デビュー戦は加藤和博騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリストバンドからアタマ差の2着となった。

8月27日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳（足利ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウゼウスから5馬身差の2着となった。

9月30日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月9日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリノタイセイから1馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤワラマックスに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2002年）

1月21日、中7週で迎えた7戦目は、3歳（足利ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた8戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のトライアルチューリップ特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた9戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトモズルに3馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4歳（2003年）

1月17日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、一般C2十（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヤングオーシャンに1馬身半の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

2月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四五（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2三四五（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマルカカイゼルに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2004年）

1月22日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦3勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

3月5日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2十11（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木啓之騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。