アーサリリー（2007年生、母リーチマイホープ）

経歴

デビュー前

2歳（2009年）

10月25日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトーセンボナンザに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3歳（2010年）

8月23日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から30kg絞って迎えた3戦目は、臼木山レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月18日、中7週で馬体重を前走からさらに22kg減らして迎えた4戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般B2七（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4歳（2011年）

9月22日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた5戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月27日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、ヤヘイキンボシに交わされて5馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5歳（2012年）

2月6日、中8週で迎えた9戦目は、一般C3六七ア（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のトウカイフェローに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

3月14日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3六七イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミヤビクロスオーに2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

4月4日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3七八イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のスピードチャールズに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

5月3日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマノアラシに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月22日、中6週で迎えた13戦目は、一般C2十二十三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3一二イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のフジハヤブサに3馬身の差をつけて優勝

8月10日、中2週で迎えた15戦目は、ブリキボタン大繁盛祈念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のクレーターズロードに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

12月5日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。