グレイスタイヨー（1998年生、母コスモネイチヤー）

グレイスタイヨー（1998年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のパークリージエント（当時17歳）と交配したコスモネイチヤーが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）坂本牧場。戦績は、地方46戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2002年の愛真館特別(一般A2 B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

海馬沢司厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2000年）

6月16日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミキノポテンシャルから3/4馬身差の2着となった。

8月1日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず3着に終わった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったミキノポテンシャルにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月9日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、プリンセスオペラにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳戦の若潮特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3歳（2001年）

1月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月20日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のティアラカップ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に終わった。

7月16日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳戦の若武蔵特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若武者特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切り、3着を確保した。

10月4日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

10月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、薮口一麻騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ウェディングクリスに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1五（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1五イ（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で薮口一麻騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で薮口一麻騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2002年）

1月15日、中1週で迎えた18戦目は、初春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた19戦目は、麗春特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月18日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A2（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般A2 B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般A2（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定オープンのエレガンスカップ（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月14日、中0週で迎えた26戦目は、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、牝馬限定オープンのフェアリーカップ（水沢ダート1900m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた28戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で関本浩司騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンジュデンユウキから1馬身半差の2着となった。

10月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般A2 B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で関本浩司騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドスキーから9馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた30戦目は、愛真館特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で関本浩司騎手（10戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゴミランに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた31戦目は、さざんか賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で関本浩司騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2003年）

4月13日、約5か月の休養明けで迎えた32戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1イ C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月7日、中6週で迎えた35戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオサンシャインから1馬身半差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のナオニオマカセに1馬身3/4の差をつけて勝利をモノにする

10月12日、中1週で迎えた42戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンシンバルをハナ差制して3勝目を収める

11月10日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた45戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた46戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。