エクセレントガール（2012年生、母ファインドロップ）

エクセレントガール（2012年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「優秀な女子」。毛色は青毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時14歳）と交配したファインドロップが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

10月5日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて13着に敗れた。

3歳（2015年）

1月10日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6月21日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

6月28日、連闘で迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

8月3日、中4週で迎えた6戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のムゲットに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジューンベルに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のハートフィールドを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

9月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（6戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったデルマミヨチャンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月19日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

10月25日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で坂口裕一騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブラックノヴァを豪快な末脚でハナ差だけ差し切って4勝目を獲得した。

11月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口裕一騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4歳（2016年）

6月20日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で坂口裕一騎手（10戦4勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。