ピエールオレゴン（2020年生、母フレスカ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノースガーデンから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2022年）

6月30日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/不良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るメンコイボクチャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2024年）

6月18日、約24か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた2戦目は、秋の味覚本ししゃも特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリノシュライエンに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月3日、中1週で迎えた3戦目は、江差かもめ島まつり賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のハニーベリーに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月24日、中2週で迎えた4戦目は、旭川夏まつり特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド門別第1戦（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネミツエースに4馬身の差をつけて優勝

8月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、アグリアクション!JA日胆特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた7戦目は、バーベナ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のルージュレクランに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

5歳（2025年）

4月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、ナデシコ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスワッガーを上がり3位の末脚でハナ差だけ差し切って久しぶりの実戦を物にした。

5月1日、中1週で迎えた9戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、これが、北海道のビール!特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパカラボーイに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、キタコブシ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のバラライカに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月4日、中2週で迎えた11戦目は、ユスラウメ特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジャスパーシャインにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月26日、中2週で迎えた12戦目は、JA門別馬舞米特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮内勇樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のトネムスメを半馬身振り切って順当に勝利した。

10月8日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、白鳥賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアシャニンカ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、散歩が楽しいまち江戸川賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のブライトイメルを3/4馬身振り切って10勝目を達成した。