レジェンダリー（2013年生、母フェリアード）

レジェンダリー（2013年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「伝説的な」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時10歳）と交配したフェリアードが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）タニグチ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の一般C3 13。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タニグチ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、タニグチ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、レックスによって896.4万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

12月13日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

3歳（2016年）

3月13日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

7月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月20日、中6週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

9月11日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

10月16日、中4週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったメイショウカネミツに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、戻り鰹の塩たたき特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた9戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 15（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月23日、中0週で迎えた10戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、ネコハーバーに交わされて1馬身差の2着となった。

12月3日、中0週で迎えた11戦目は、内原野焼特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したエアビートワンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

12月25日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゴーゴーキングをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。