ユーシーサドラーズ（1992年生、母セレタフアミリー）

ユーシーサドラーズ（1992年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサドラーズラッド（当時6歳）と交配したセレタフアミリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊庫牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の一般C3。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

4月2日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中山芝1800m 晴/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた4戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月25日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

7月15日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宗像徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

8月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で宗像徹騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた15戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月30日、中6週で迎えた16戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1996年）

1月14日、中1週で迎えた17戦目は、5歳（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のユウキビッグガンをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマツエサーバルに2馬身半の差をつけて優勝

6月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西康志騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西康志騎手（4戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西康志騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西康志騎手（6戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったローズレッドから1馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で西康志騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドスイセイから4馬身差の2着に敗北した。

8月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西康志騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラフジフライトから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で西康志騎手（9戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で西康志騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。