シビノマルス（1998年生、母エルム）

シビノマルス（1998年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時14歳）と交配したエルムが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は上居牧場。戦績は、地方19戦8勝2着2回。2000年のヤングチャンピオン(アラ系3歳)に勝利した他、2001年の北海道産馬特別(アラ系3歳ハンデ)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上居牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、熊本県馬主会によって210万円で落札された。

工藤栄一厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2000年）

8月2日、デビュー戦は細原邦央騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシビノベオスをハナ差制して初白星を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細原邦央騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた3戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の小岱山賞（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦の小岱山賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は細原邦央騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーアソセンプーに約18馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

11月4日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦のもみじ特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細原邦央騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツミカドから1馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのヤングチャンピオン（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウザンシンオーをクビ差制して制した。

12月12日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノリンボーから6馬身差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

1月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンの門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は細原邦央騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細原邦央騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスオーカンをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

3月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細原邦央騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノオリーブに半馬身の差をつけて制した。

4月28日、中6週で迎えた13戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のらくのうマザーズ特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月20日、中2週で迎えた14戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシャインシュウホウに5馬身の差をつけて制した。

6月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の瀬戸内賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中5週で迎えた16戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、梨花特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシルキーオーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦でオープンのひまわり賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコウザンシンオーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

9月15日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、3歳オープンの荒尾記念（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。