タニノヒーロー（1993年生、母ハートノジエンヌ）
Tanino Hero
1993.04.04
タニノヒーロー（1993年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のストームオンザルース（当時10歳）と交配したハートノジエンヌが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地4戦1勝、地方54戦7勝2着5回。1995年のラベンダー賞(オープン)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
北川数男厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（1995年）
4月17日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 雨/重）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月26日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のスノードラゴンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
5月18日、中2週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコノミイットーから1馬身差の2着に敗北した。
6月1日、中1週で迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマサシャトルに3馬身の差をつけて優勝
6月29日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレディパートナーをハナ差振り切って制した。
7月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳G3の札幌3歳ステークス（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦2勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。
8月17日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のヤングチャレンジカップ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
11月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、2歳戦の霜月特別（帯広ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月22日、中2週で迎えた10戦目は、2歳戦の北海道3才優駿（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
3歳（1996年）
2月3日、中9週で迎えた11戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。
3月17日、中5週で迎えた12戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。
6月19日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のムーンライト特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のスターライト特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月10日、中9週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた15戦目は、一般D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野望騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般D（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野望騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野望騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般D（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小野望騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
4歳（1997年）
5月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、一般D（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小野望騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネドリームに4馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。
6月19日、中2週で迎えた20戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小野望騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のファイヤーアローに1馬身半の差をつけて制した。
7月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小野望騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヌーヴェルビッグに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。
8月14日、中5週で迎えた22戦目は、プレアデス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小野望騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月21日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた23戦目は、野菊特別（岩見沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で小野望騎手（10戦3勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月31日、中0週で迎えた24戦目は、ほしのゆめ特別（岩見沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で小野望騎手（11戦3勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月10日、中5週で迎えた25戦目は、ウトナイ湖特別（門別ダート1800m 雪/不良）に出走。鞍上は13戦連続で小野望騎手（12戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月18日、連闘で迎えた26戦目は、厚賀特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で小野望騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月27日、連闘で迎えた27戦目は、貫気別特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小野望騎手（14戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1998年）
1月2日、連闘で迎えた28戦目は、頌春特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で小野望騎手（15戦3勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月6日、約3か月の休養明けで迎えた29戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、沼の端特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般D2（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月28日、中1週で迎えた31戦目は、桂岡特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーハイツからクビ差の2着に甘んじた。
5月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般D2（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた33戦目は、荒井山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。最後は、勝ったスガノソブリンから3/4馬身差の2着となった。
6月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般D2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカーレットワンから1馬身半差の2着に敗北した。
6月23日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた35戦目は、一般D2（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカツマサショウリをクビ差制して1着ゴールを果たした。
7月8日、中1週で迎えた36戦目は、ベテルギウス特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は小野望騎手（16戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウヨウモンスーンから3/4馬身差の2着に敗北した。
7月22日、中1週で迎えた37戦目は、ジュピター特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（17戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月19日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた38戦目は、フェルカド特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた39戦目は、レダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月29日、中3週で迎えた40戦目は、日高幌別川特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月15日、中1週で迎えた41戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、美しが丘特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた42戦目は、篠路特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた43戦目は、日本農業新聞特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のタキノドラゴンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月25日、中1週で迎えた44戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、賀張特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた45戦目は、ウトナイ湖特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月30日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、苫小牧特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。5着を確保した。
6歳（1999年）
6月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた47戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月15日、中1週で迎えた48戦目は、フェルカド特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月29日、中1週で迎えた49戦目は、当麻今摺米特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月13日、中1週で迎えた50戦目は、花のまち東神楽特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた51戦目は、生田原高原和牛特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた52戦目は、日本農業新聞特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月24日、中1週で迎えた53戦目は、登別地獄まつり特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月8日、中1週で迎えた54戦目は、アポイ特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中村裕司騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月7日、中3週で迎えた55戦目は、レックス特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中村裕司騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月21日、中1週で迎えた56戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、札幌えぞまつ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた57戦目は、社台スタリオンステーション特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（11戦2勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた58戦目は、新冠森林公園特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（12戦2勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。