ナスヤマブキ（2014年生、母メイショウヤマブキ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤興発によって237.6万円で落札された。2歳のとき、松浦正春から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2016年）

12月17日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

3歳（2017年）

3月20日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

4月23日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のムーンファーストに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンドロメダザダゾに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のフミタツリノアに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジェームスを半馬身差し切って断トツ人気に応えた。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敦騎手（6戦4勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の太鼓打競技大会特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で池田敦騎手（7戦4勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月8日、中3週で迎えた12戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のアレグロイモンをクビ差振り切って5勝目を手中に収めた。

4歳（2018年）

3月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず17着に終わった。

5月12日、中8週で迎えた14戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた15戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。