マリノメローラ（2019年生、母クラウンビション）

マリノメローラ（2019年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+アーサー王の娘の名前。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時8歳）と交配したクラウンビションが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2022年のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞(C2 14)。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月21日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。17頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

3歳（2022年）

3月21日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はエレダールと並んで12着同着となった。

5月15日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったテイエムライコオに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したポンテビアンカを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月26日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の炎陽賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた8戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の南風月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月25日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた11戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントイライアスを半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2023年）

1月7日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、グルメも楽しみ佐賀競馬賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた15戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月25日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた18戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた20戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた21戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた24戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月16日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田義貴騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

11月5日、中6週で迎えた28戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は出水拓人騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた30戦目は、博多和牛杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた31戦目は、開催293日前記念SAGA2024賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

5歳（2024年）

1月6日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2 22（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。