インタースルー（1992年生、母スイートエマ）

インタースルー（1992年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイヤモンドショール（当時13歳）と交配したスイートエマが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地17戦0勝2着1回、地方27戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年の一般C1四。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

12月3日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3歳（1995年）

2月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月9日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた6戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月29日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

4歳（1996年）

4月28日、約8か月半の休み明けで迎えた9戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

5月3日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月24日、中6週で迎えた11戦目は、久保秀男騎手を鞍上に迎えて、ジューン賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったスピカランドに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

8月24日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の渡島特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた17戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、マルチロマン特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロスファイブからクビ差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた18戦目は、マルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた19戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の会津特別（新潟芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月31日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーレフティーから半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1997年）

1月6日、連闘で迎えた22戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウフロリストに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月23日、約5か月半の休養明けで迎えた23戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般B（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた24戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた25戦目は、B（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般B（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般B（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた30戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月2日、中6週で迎えた31戦目は、都平哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサーグランドオーに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

6歳（1998年）

1月12日、中5週で迎えた32戦目は、新春特別（浦和ダート1600m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で都平哲也騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノフリーウェイから半馬身差の2着となった。

1月27日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で都平哲也騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月23日、中7週で迎えた34戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で都平哲也騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で都平哲也騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で都平哲也騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた37戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（上山ダート1700m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた38戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、パール特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた39戦目は、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた40戦目は、ルビー特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた42戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた43戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般A2（上山ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた44戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三浦誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。