シャンケーティング（1997年生、母シャンクオリティ）

シャンケーティング（1997年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時10歳）と交配したシャンクオリティが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、地方40戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の一般C1七八。

経歴

デビュー前

庄子連兵厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

8月12日、デビュー戦は本村直樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた3戦目は、郷間隆騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサブノアフロディアにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

12月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間隆騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2000年）

1月31日、中4週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷間隆騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月28日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷間隆騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で郷間隆騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は本村直樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月30日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、3歳戦の嵯峨菊特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は郷間隆騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間隆騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間隆騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1七八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷間隆騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

4歳（2001年）

1月29日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で郷間隆騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた15戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のジェーマドンナを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベストスペシャルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月16日、中2週で迎えた18戦目は、六分儀座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた19戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（4戦2勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

5月22日、中1週で迎えた20戦目は、新緑特別（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3五（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったイツクシマに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月14日、中4週で迎えた22戦目は、盛夏特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般C1一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、オクトーバー特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森下博騎手（9戦2勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた25戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で森下博騎手（10戦2勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

12月15日、中5週で迎えた26戦目は、冬霞特別（大井ダート1790m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で森下博騎手（11戦2勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5歳（2002年）

1月9日、中3週で迎えた27戦目は、目黒区特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で森下博騎手（12戦2勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

6月16日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた28戦目は、一般C1四五（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で森下博騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で森下博騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月6日、中4週で迎えた30戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で森下博騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は本村直樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

9月13日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本村直樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1八九（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（16戦2勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1九十（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（17戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた35戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

12月26日、中5週で迎えた36戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（18戦2勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（19戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

2月25日、中3週で迎えた39戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた40戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。