キングスクワート（2007年生、母レッドブルーム）

キングスクワート（2007年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のスクワートルスクワート（当時9歳）と交配したレッドブルームが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は松田一夫。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手に欠いて18着に終わった。

4歳（2011年）

2月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本幸祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本幸祐騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るエルグランを半馬身差し切って初白星を挙げた。

5月11日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松本幸祐騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松本幸祐騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本幸祐騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本幸祐騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったウォータージャズに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で松本幸祐騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったタモリンカーンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で松本幸祐騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた13戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、カンパネラにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、フェブストーリーに半馬身交わされて2着となった。

9月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（13戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた17戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（14戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（15戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヒガシヤマを豪脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

11月15日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2012年）

7月10日、約8か月の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本幸祐騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオペラノマイに3馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

7月24日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本幸祐騎手（18戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったウインドホークに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月22日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本幸祐騎手（19戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のグリーディーボスをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月12日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本幸祐騎手（20戦4勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月17日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた25戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた26戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

6歳（2013年）

1月17日、中4週で迎えた27戦目は、はこべら賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（21戦4勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた28戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

2月11日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上B2 C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（22戦4勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上B2 C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（23戦4勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月21日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（24戦4勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本幸祐騎手（25戦4勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本幸祐騎手（26戦4勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本幸祐騎手（27戦4勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。