キタノブルーアレツ（2019年生、母マミーフェスト）

キタノブルーアレツ（2019年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+本馬の近親馬名」。毛色は鹿毛。種牡馬のフリオーソ（当時15歳）と交配したマミーフェストが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、キタジョファームによって198万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

3月26日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

7月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

8月2日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた6戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエムオーマスクに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月31日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、黄金道路賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のゴーンクエストに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、にくのくに北海道特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、ダイモンジソウ特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスワニーテソーロを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

10月6日、連闘で迎えた10戦目は、ジニア特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエースオブエースに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ハマギク特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、クラルージュに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中7週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた12戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のティング賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジュエリークラフトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

4歳（2023年）

1月6日、中2週で迎えた13戦目は、閃雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したブラウオリゾンにハナ差届かず2着に甘んじた。

1月31日、中3週で迎えた14戦目は、初雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古岡勇樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るノボシュンシュンを上がり2位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

2月27日、中3週で迎えた15戦目は、愛川町への次の移住者はアナタだ!記念（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古岡勇樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4月7日、中5週で迎えた16戦目は、光速賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で古岡勇樹騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月17日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で古岡勇樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で古岡勇樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた19戦目は、稲光賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で古岡勇樹騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた20戦目は、雷光賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古岡勇樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインフランドルを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を奪取した。

8月23日、中3週で迎えた21戦目は、紅蓮賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で古岡勇樹騎手（9戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた22戦目は、川崎床屋賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で古岡勇樹騎手（10戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた23戦目は、流鏑馬賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で古岡勇樹騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハレノチアラシを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

11月7日、中3週で迎えた24戦目は、金剛賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で古岡勇樹騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

12月13日、中4週で迎えた25戦目は、闘志賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で古岡勇樹騎手（13戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

5歳（2024年）

1月1日、中2週で迎えた26戦目は、五煙草賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で古岡勇樹騎手（14戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた27戦目は、渦雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で古岡勇樹騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

3月11日、中5週で迎えた28戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、万雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた29戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、初雷賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた30戦目は、いるかスプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は古岡勇樹騎手（16戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、マイレレイに交わされて5馬身差の2着となった。

5月10日、連闘で迎えた31戦目は、雷鳴賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた32戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、駿逸賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた33戦目は、稲妻賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は古岡勇樹騎手（17戦3勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた34戦目は、雷光賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（18戦3勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月9日、中1週で迎えた35戦目は、雷霆賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古岡勇樹騎手（19戦3勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサブエガを3/4馬身振り切って8勝目を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた36戦目は、斬撃賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で古岡勇樹騎手（20戦4勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた37戦目は、11月10日芝山はにわ祭に古代人が降臨（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古岡勇樹騎手（21戦4勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた38戦目は、二階堂賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で古岡勇樹騎手（22戦4勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノタメチカを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

11月11日、中4週で迎えた39戦目は、2024かわさきフェア賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で古岡勇樹騎手（23戦4勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。