グリーンファイター（1994年生、母タカエダイアナ）

グリーンファイター（1994年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイトスポット（当時7歳）と交配したタカエダイアナが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）隆栄牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着2回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は1997年の馬王賞。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額2,400万円（24万×100口）で一口馬主が募集された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

7月12日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は526kg。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では全く伸びず18着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

8月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

8月31日、中2週で馬体重を前走からさらに18kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったワールドドラゴンに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

10月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の馬王賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイフルパワーに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（4戦1勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、キクカホーネットに交わされて1馬身半差の2着となった。