アサクサパワフル（1984年生、母スイートアマゾン）

アサクサパワフル（1984年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のハバツト（当時13歳）と交配したスイートアマゾンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ニシケンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方32戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は1990年の一般。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

5月23日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

6月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた3戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

12月21日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバトルスィルから8馬身差の2着となった。

4歳（1988年）

4月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤浩一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラバツトから4馬身差の2着となった。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤浩一騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤浩一騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた10戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤浩一騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーレックスから2馬身半差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤浩一騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトチエリオに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（1989年）

4月3日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤浩一騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた13戦目は、小野寺三男騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナンコトブキから2馬身半差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた15戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般（盛岡ダート1420m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川榮騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のレーニングアモンをクビ差制して2勝目を収める

7月2日、中1週で迎えた17戦目は、新田守騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた18戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手（9戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパストラルプリンスに6馬身の差をつけて3勝目を手にした。

8月28日、中3週で迎えた19戦目は、はづき賞（盛岡ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤浩一騎手（10戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は石川榮騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた21戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石川榮騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミチノクセイカンに1馬身の差をつけて制した。

6歳（1990年）

4月3日、約4か月の休養明けで迎えた25戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた26戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤浩一騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナスコールをハナ差制して5勝目を手にした。

5月27日、中3週で迎えた27戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石川榮騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナンヒリュウから5馬身差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた29戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーソロンから1馬身半差の2着となった。

10月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた30戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三野宮通騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた33戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1991年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた34戦目は、一般（盛岡ダート1750m 小雨/良）に出走。鞍上は三野宮通騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた35戦目は、石桜杯（盛岡ダート1750m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（11戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。