タカラエコー（1997年生、母タカライースタン）

タカラエコー（1997年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時10歳）と交配したタカライースタンが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）ローレルファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方10戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の杉並木賞(一般C4以下)。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月15日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

1月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

5月27日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

7月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤直人騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

9月16日、中8週で迎えた8戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5チ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドキングに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月4日、中2週で迎えた9戦目は、一般C5（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノストームから半馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトカイウンに半馬身の差をつけて2勝目を収める

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた12戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンスパーから2馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた13戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトカイウンに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

12月9日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノシュンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月28日、中2週で迎えた15戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2001年）

1月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で平沢則雄騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月9日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。