アルティザン（2009年生、母ブレンティナ）

アルティザン（2009年3月11日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「職人（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時10歳）と交配したブレンティナが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方31戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月5日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた2戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

3歳（2012年）

5月9日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したトウケイオリオンに半馬身届かず2着となった。

6月9日、中3週で迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のデンコウアクティブをクビ差振り切って初白星を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月2日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4歳（2013年）

1月13日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた10戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた11戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月2日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた13戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた14戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着を確保した。

4月27日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

5月25日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

7月23日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ルビースター賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg戻して迎えた18戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、秋麗特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月7日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた19戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、中野区特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた20戦目は、冬木立特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた21戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、タンザナイト特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラプラトーンを驚異的な末脚で半馬身差し切って久々に白星を挙げた。

5歳（2014年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、春水特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた23戦目は、八丈島フリージア賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた24戦目は、うみへび座特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた25戦目は、ジェイド特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

7月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、いるか座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

10月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた30戦目は、都電とバラの街あらかわ賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（8戦1勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアクレジタルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月12日、中2週で迎えた31戦目は、晩秋特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた32戦目は、杉並ナンバー交付記念賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で繁田健一騎手（10戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたアレキサンドローズ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

12月12日、中1週で迎えた33戦目は、間瀬湖特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で繁田健一騎手（11戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6歳（2015年）

4月27日、約4か月半の休養明けで迎えた34戦目は、ハナミズキ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で繁田健一騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

8月25日、約4か月の休養明けで迎えた35戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、処暑特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた36戦目は、あうる賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた37戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、目黒区特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた38戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、オフトひたちなか賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた39戦目は、ダービーインパクト盃（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（13戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のレノンをクビ差振り切って久方ぶりに白星を挙げた。

11月26日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（14戦2勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったソウルキングをアタマ差捉え切れず2着となった。

12月23日、中3週で迎えた41戦目は、冬至特別（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（15戦2勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

7歳（2016年）

2月22日、中8週で迎えた42戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（16戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（17戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月5日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（18戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（19戦2勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

5月16日、中3週で迎えた46戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（20戦2勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。