スチーブンスキー（1994年生、母テイクバツクユアミンク）

スチーブンスキー（1994年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時19歳）と交配したテイクバツクユアミンクが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は出口宜己。戦績は、地方20戦8勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のパームツリー賞(一般B2三)。

経歴

デビュー前

大山二三夫厩舎（小林）へ入厩。

3歳（1997年）

10月3日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は457kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクライムトップから2馬身半差の2着となった。

10月30日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハネダクラウンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月29日、中8週で迎えた3戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイブリーズから1馬身差の2着に敗北した。

4歳（1998年）

1月22日、中2週で迎えた4戦目は、5歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るファミリーダンランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

3月13日、中6週で迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はナイスエンプレスと並んで1着同着となった。

4月12日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

11月10日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、不忍池特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた8戦目は、墨田区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のワイズミラーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月23日、中2週で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のヘヴンリーゴールドに2馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

5歳（1999年）

1月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

2月10日、中4週で迎えた11戦目は、銀嶺特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のリンドゴールデンを3/4馬身振り切って6勝目を手に入れた。

3月25日、中5週で迎えた12戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた13戦目は、アルクツールス賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のダイコクテイオーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月8日、中3週で迎えた14戦目は、カシオペア賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月24日、中6週で迎えた15戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた16戦目は、パームツリー賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサダボーイを3/4馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

6歳（2000年）

5月11日、約10か月の休養明けで迎えた17戦目は、おひつじ座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（10戦5勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

7歳（2001年）

2月13日、約9か月半の休養明けで迎えた18戦目は、ハンデ戦のアレキサンドライト賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦5勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、フリーウェイ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦5勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた20戦目は、陽春賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（13戦5勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。