ホクセイプライム（2003年生、母キャンティクラシコ）

ホクセイプライム（2003年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋最上の」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時11歳）と交配したキャンティクラシコが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上D3一。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

4月22日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月9日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D3-4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた3戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

9月7日、連闘で迎えた4戦目は、一般D3-2（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

12月30日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上D7二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月5日、連闘で迎えた7戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクスナイパーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月1日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリンガディングを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のラプラシアンをアタマ差振り切って2勝目を手中に収めた。

2月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベニノウェルダムを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワンナップガイを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

7月28日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

10月6日、中9週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた15戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、KTKベニーキングカップ（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた16戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた17戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイカスクワートを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5歳（2008年）

1月4日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2-2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、山本あき能登応援杯（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。