フロールシュタット（2019年生、母フロールデセレッソ）

フロールシュタット（2019年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ドイツのヘッセン州、ヴェッテラウ郡に属する市」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時21歳）と交配したフロールデセレッソが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月20日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

3歳（2022年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

4月9日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

8月6日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた7戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

4歳（2023年）

1月14日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月19日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダークローバーから1馬身差の2着となった。

3月12日、中2週で迎えた10戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のモルタルをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

5月6日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内雨/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた14戦目は、東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2024年）

1月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草野太郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月17日、中5週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で草野太郎騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた17戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月13日、中5週で迎えた18戦目は、中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は上野翔騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月10日、中5週で迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（9戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2024年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。