ターコイズクラウド（2009年生、母シクレノンソシエテ）

ターコイズクラウド（2009年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「碧雲、青緑色の雲」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時16歳）と交配したシクレノンソシエテが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方22戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

5月26日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

6月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ドルチェローザに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で亀井洋司騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で亀井洋司騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたネイチャーレコード決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で亀井洋司騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のネイチャウィッシュに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

11月12日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、2歳500万下のからまつ賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた11戦目は、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた12戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

3歳（2012年）

1月24日、中4週で迎えた13戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

2月28日、中4週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月9日、中5週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、クロスカウンターに3/4馬身交わされて2着となった。

5月17日、中4週で迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るブルーオリンピアを次元の違う末脚で半馬身差し切って優勝

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

7月24日、中5週で迎えた19戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた20戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた21戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の9.20は代々木で!今年で25周年記念（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月7日、中8週で迎えた22戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた23戦目は、加納にこてい・ラーメン賞（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

4歳（2013年）

4月19日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、一般C2十三十四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤博紀騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた26戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、電光石火賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。