ホウライクイン（2003年生、母ホウライコメット）

ホウライクイン（2003年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女王」。毛色は栗毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時7歳）と交配したホウライコメットが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）福満牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方35戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の文彦・綾乃年の差なんて(一般C9)。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

8月12日、デビュー戦は上野翔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は488kg。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

11月13日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた6戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーエスレディーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月5日、連闘で迎えた7戦目は、一般C19（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4歳（2007年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた10戦目は、一般C25（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた11戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。4着に沈んだ。

2月5日、連闘で迎えた12戦目は、一般C26（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

4月10日、中8週で迎えた13戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた14戦目は、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったタガノマロンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた16戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったビギンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったジャイアンツオナーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（12戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C20（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグッドオーメンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月25日、中4週で迎えた20戦目は、やっさんありがとう・岩尾記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（15戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリンセスデイズに約11馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

9月20日、中5週で迎えた22戦目は、ぐだぐだ党Cせきねダービー（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で横井将人騎手（16戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビギンを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

10月4日、中1週で迎えた23戦目は、文彦・綾乃年の差なんて（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で横井将人騎手（17戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスティールレディに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

10月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で横井将人騎手（18戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた25戦目は、一般C9（名古屋ダート800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で横井将人騎手（19戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレディートップガンに4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月21日、中2週で迎えた26戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で横井将人騎手（20戦6勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で横井将人騎手（21戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で横井将人騎手（22戦6勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラフーガに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月27日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で横井将人騎手（23戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るインタープレジールを上がり1位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

5歳（2008年）

1月4日、連闘で迎えた30戦目は、TFBーPKCS記念・千両特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で横井将人騎手（24戦7勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、サクラフーガに3/4馬身交わされて2着となった。

1月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサイレンストゥーレをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

1月30日、中1週で迎えた32戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は横井将人騎手（25戦7勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた33戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（26戦7勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた34戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（27戦7勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた35戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（28戦7勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた36戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（29戦7勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた37戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（30戦7勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた38戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（31戦7勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた39戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（32戦7勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。