トーセンクリオネ（2008年生、母トーセンフィーネ）

トーセンクリオネ（2008年5月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋貝名。海の妖精」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したトーセンフィーネが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方51戦13勝2着6回。主な勝ち鞍は2012年の一般C2十十一十二。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月7日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は386kg。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月2日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

3歳（2011年）

1月29日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

4月8日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンタイガーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフリーダムに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るミスマオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシャインレーザーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒルノベーグルに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るラヴァリーシークを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月24日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月7日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦のポインセチア賞（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は濱田達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月12日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳C3（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で濱田達也騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天与の闘志で諦めることなく走り切ったが、4着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた16戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で濱田達也騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた17戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で濱田達也騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったサファリレオに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で濱田達也騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月13日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で濱田達也騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナリタレジーナを3/4馬身振り切って7勝目をマークした。

5月2日、中2週で迎えた20戦目は、千葉ロッテマリーンズ盃（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で濱田達也騎手（8戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で濱田達也騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

6月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

7月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月28日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2九十（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は濱田達也騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2十十一十二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のトレノジャイアントに1馬身の差をつけて8勝目を収める

9月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で濱田達也騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたミラクルレインボー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月16日、中5週で迎えた27戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で濱田達也騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた28戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、神奈川新聞社賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

12月21日、中6週で迎えた29戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、2012冬川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

5歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた31戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月28日、中3週で迎えた32戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、未来賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では稟性の負けじ魂を発揮してゴールまでタレずに走り切り、3着に入った。

5月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は江川伸幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた36戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、葉室篤沖縄ライブ3連覇記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた37戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

6歳（2014年）

5月13日、約9か月の休養明けで迎えた38戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のトップロードに1馬身半の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

6月25日、中5週で迎えた39戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた40戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るゲストキングを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って10勝目を達成した。

8月28日、中3週で迎えた41戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

12月28日、約3か月半の休み明けで迎えた43戦目は、SEGAスターホース賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ショウサンジョージにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7歳（2015年）

1月20日、中2週で迎えた44戦目は、一般C3十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月11日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた45戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では稟性の負けん気を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた46戦目は、一般C3五六（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた47戦目は、一般C3十十一十二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3九十十一（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡紀騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のガルブラストに1馬身半の差をつけて制した。

6月10日、中3週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた49戦目は、一般C3五六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡紀騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた50戦目は、一般C3四五ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡紀騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のセクシーキララをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月15日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた51戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（6戦6勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、抜け出したアリューアレーヌに3/4馬身届かず2着となった。

7月25日、中0週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた52戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の朝顔賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったシャドウマスクにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた53戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシンボリハッキネンをクビ差振り切って勝利数を13に伸ばす

8月21日、中1週で迎えた54戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエースシャインに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中2週で迎えた55戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。