ショーショーサ（2014年生、母フォーチュネイトダムゼル）

ショーショーサ（2014年5月14日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋人名愛称」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時7歳）と交配したフォーチュネイトダムゼルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上C1 14。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、吉冨学によって2,268万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

2月18日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月15日、中7週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に敗れた。

6月1日、中6週で迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた5戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

11月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るドナルを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月17日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったタイセイサルートを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

4歳（2018年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリノハリウッドに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、鈴木麻優騎手引退セレモニーデー（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジャガーゲイムに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中1週で迎えた11戦目は、ハナモモ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月6日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、ハルジオン賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、コナツチャンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、ブループリンス賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズCS第1ステージ第2戦（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月9日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた15戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた17戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（9戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

10月8日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、楽天競馬賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（10戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた20戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、盛岡愛馬の会賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月1日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、サルビア賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

5歳（2019年）

4月7日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

6月16日、中7週で迎えた25戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

7月27日、中3週で迎えた27戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモーモーハナコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

8月24日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスモールキングダムを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

9月8日、中1週で迎えた30戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサニーリスペクトに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月22日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1 14（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のダイメイジャガーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月3日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。