ミヤコドリーム（2006年生、母カールホールレディ）

ミヤコドリーム（2006年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋夢」。毛色は鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時9歳）と交配したカールホールレディが24歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、信田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月20日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

3歳（2009年）

1月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月4日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた8戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の種瀬帆香出生・駿介兄ちゃん記念（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のM∞W（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったサンレイハスラーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のラブリーベイベーに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったエリモトップサンドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2010年）

3月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、吉野莉菜1歳誕生日記念（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3月15日、連闘で迎えた14戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた15戦目は、一般C27（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったマックスハナレイに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウクサナギに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月29日、中1週で迎えた17戦目は、マリオンOPEN 2周年記念（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のバンビーサクラをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月18日、中1週で迎えた21戦目は、人間万事塞翁馬!悟愛弓結婚記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた22戦目は、葵特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったレインボーティアラに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。