マチエール（1987年生、母スピーリア）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

7月7日、デビュー戦は津留千彰騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

8月5日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、スイートメモリーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた4戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったタイイーグルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、2着となった。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津留千彰騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったシンエイカイザーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月11日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津留千彰騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

4歳（1991年）

2月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のレッドビエントをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月17日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤暢康騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフミノアミューズにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

4月13日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤暢康騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤暢康騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤暢康騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

6月22日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤暢康騎手（9戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったダイワシーゲルに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤暢康騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月7日、中8週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の葛飾特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤暢康騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたネムリヒメ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた20戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のストリームライナーに1馬身1/4の差をつけて優勝

10月19日、中3週で迎えた21戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の清洲特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（12戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したナカトップノーザンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（13戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

5歳（1992年）

1月6日、中3週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は水野貴広騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

3月29日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（14戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたロイヤルマスコット決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中2週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（15戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイランドアドニスを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた29戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の粟島特別（新潟芝1400m 外回り曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったアイネスガンマにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月20日、中5週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は津留千彰騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた31戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月19日、中9週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下の袖ケ浦特別（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（16戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（17戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のブランドオリビアに1馬身3/4の差をつけて3勝目を獲得した。

11月15日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（18戦2勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤暢康騎手（19戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤暢康騎手（20戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1993年）

1月6日、中2週で迎えた37戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤暢康騎手（21戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のボードセイリングに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月28日、中7週で迎えた38戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 曇）に57kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

3月28日、中3週で迎えた39戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 雨）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（22戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月10日、約6か月半の休み明けで迎えた40戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。