メイショウサンガ（2017年生、母カネトシガーネット）

メイショウサンガ（2017年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+山河」。毛色は鹿毛。種牡馬のワークフォース（当時10歳）と交配したカネトシガーネットが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はまるとみ冨岡牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

千田輝彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

12月1日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したバルンストックに3/4馬身届かず2着となった。

12月14日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3歳（2020年）

2月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

3月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のナリタザクラをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月9日、中5週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのメルボルントロフィー（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた9戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。2着となった。

11月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4歳（2021年）

4月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝2400m 外回り小雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったプレイリードリームにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月15日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

7月17日、中8週で迎えた14戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月4日、中6週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月26日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

5歳（2022年）

1月22日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月11日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの春日井特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた21戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月12日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

6歳（2023年）

2月26日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの高千穂特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた24戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた25戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

6月10日、中9週で迎えた26戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの甲武特別（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた27戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は鷲頭虎太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上1勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

7歳（2024年）

4月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は鷲頭虎太騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷲頭虎太騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したマンデヴィラに半馬身届かず2着となった。

5月12日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた35戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。