エイダイサイレンス（2002年生、母ウエスタンエッジ）

エイダイサイレンス（2002年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時10歳）と交配したウエスタンエッジが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）東振牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方37戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2007年の豊富ミルク特別(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、東振牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2005年）

5月25日、デビュー戦は藤倉寛幸騎手を鞍上に据えて、一般D4-4（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた2戦目は、一般D4-4（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレバクシンオーをクビ差制して初白星を挙げた。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーズゲイルから7馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、一般D4-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D4-1（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノウイングに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、さまに町地場産フェア賞（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったハミングからクビ差の2着に甘んじた。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、三石ファンクラブ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、鵡川特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。16着に敗れた。

4歳（2006年）

1月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

4月29日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月9日、中9週で迎えた13戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月27日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の稲妻特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

5歳（2007年）

1月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた19戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤晋一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキャッチアシーフに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプルミエを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤晋一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハクホウダンディーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月2日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤晋一騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したケンブリッジファンを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月29日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤晋一騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイワレヴアップを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤晋一騎手（7戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたジェイドヴィジョン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

7月26日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったプリマクラッセを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

9月20日、中5週で迎えた30戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、アルフェラッツ特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた32戦目は、JAしずない万馬券特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた33戦目は、豊富ミルク特別（札幌(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のクラマキシムをアタマ差振り切って4勝目を手中に収めた。

6歳（2008年）

4月30日、約6か月の休み明けで迎えた34戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、JAひだか東いちご特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた35戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、K’Sガーデン特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた36戦目は、カペラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、ミラ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月24日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた38戦目は、奥尻島特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた39戦目は、シグナス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた40戦目は、フルーツ王国よいちサクランボ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた41戦目は、ヴァルベキュラ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた42戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、シェアド特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた43戦目は、ツィー特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（6戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた44戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、イオ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた45戦目は、馬産地日高優駿の里特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。