シーズゲイル（2001年生、母マルゼンフラッシュ）

シーズゲイル（2001年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「彼女は疾風」。毛色は栗毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時15歳）と交配したマルゼンフラッシュが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は池田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方29戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の一般D1-1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、池田牧場から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

1月12日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた4戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

10月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般D4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2005年）

5月25日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般D4-4（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケースラッシュをアタマ差制して初白星を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた9戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエイダイサイレンスに7馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

7月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般D3-2（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシャンハイソロンに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月30日、中4週で迎えた11戦目は、一般D2-3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた12戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（6戦3勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、門別町建設協会特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラスプリームから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月2日、連闘で迎えた14戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、富浜特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2006年）

5月17日、約6か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレッズボルテージを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中3週で迎えた16戦目は、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（9戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた17戦目は、前川清「窓」特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（10戦3勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

8月3日、中3週で迎えた18戦目は、様似町アポイの火まつり特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（11戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた19戦目は、日本軽種馬登録協会特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラベストダンサーから1馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた20戦目は、アケルナル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中5週で迎えた21戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、池田ワイン城特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったナイスアスカにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月2日、連闘で迎えた22戦目は、ホテル四季の風特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオールフォーユーを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

6歳（2007年）

5月16日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、一般D1-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、リードを5馬身以上確保して、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサクラホウジュをハナ差振り切って休み明け初戦を制した。

6月12日、中3週で迎えた24戦目は、胆振軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（15戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月10日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、スパイキュール賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（16戦4勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月7日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた26戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、馬人特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月18日、中5週で迎えた27戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、ふらのにんじん特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた28戦目は、ザッツザプレンティ賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた29戦目は、様似アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた30戦目は、北海道えぞ松特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7歳（2008年）

4月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、室蘭カレーラーメン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（17戦4勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5月7日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた32戦目は、一般D1-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（18戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、2着となった。

5月22日、中1週で迎えた33戦目は、新冠町軽種馬生産振興会賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（19戦4勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた34戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（20戦4勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。