オールフォーユー（1999年生、母フレンチハッピー）
All for You
1999.03.17
オールフォーユー（1999年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のハートレイク（当時8歳）と交配したフレンチハッピーが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）林農場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方43戦10勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の中山峠特別(一般C3-1)。
経歴
デビュー前
福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2002年）
5月4日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。
5月22日、中2週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ パパイヤ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月23日、中4週で迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。
4歳（2003年）
5月20日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から50kg増やして迎えた5戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイスフルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月4日、中1週で迎えた6戦目は、小平健二騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクリップクラップに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。
8月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般D3-4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスリルショーワルツに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。
9月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月2日、中3週で迎えた9戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は小平健二騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。12着に敗れた。
10月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（4戦2勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンウイナーから3/4馬身差の2着となった。
5歳（2004年）
4月29日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシャンハイワールドをクビ差制して休み明けの一戦を制した。
5月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小平健二騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアプリコットボーイに1馬身半の差をつけて制した。
6月1日、中2週で迎えた14戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小平健二騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月30日、中3週で迎えた15戦目は、Aiba浦河賞（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小平健二騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月28日、中3週で迎えた16戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた17戦目は、アルフェラッツ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は小平健二騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシセイキラメキをクビ差制して先頭ゴールを果たした。
8月25日、中1週で迎えた18戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小平健二騎手（6戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた19戦目は、アケルナル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小平健二騎手（7戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた20戦目は、サザンクロス特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小平健二騎手（8戦3勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小平健二騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月21日、中1週で迎えた22戦目は、日本軽種馬登録協会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小平健二騎手（10戦3勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた23戦目は、日高こんぶ特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（2005年）
4月26日、約6か月の休み明けで迎えた24戦目は、屯田特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジェンツマキシムをハナ差制して久方ぶりの実戦を制した。
5月17日、中2週で迎えた25戦目は、中山峠特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（7戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモソニックをクビ差制して先頭ゴールを果たした。
6月8日、中2週で迎えた26戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（8戦5勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた27戦目は、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小平健二騎手（11戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた28戦目は、ラムタラ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小平健二騎手（12戦3勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた29戦目は、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（9戦5勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた30戦目は、ポラリス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（10戦5勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた31戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小平健二騎手（13戦3勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた32戦目は、スターリングローズ賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小平健二騎手（14戦3勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月5日、中3週で迎えた33戦目は、はくちょう座特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（11戦5勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、JA富川ルシナ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（12戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7歳（2006年）
4月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた35戦目は、日高町合併記念賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（13戦5勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（14戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマキハタコロネットに6馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。
5月31日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた37戦目は、更別村柏特別（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中村裕司騎手（15戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。
6月7日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた38戦目は、琴似特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中村裕司騎手（16戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた39戦目は、豊富ミルク特別（札幌(地)ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で中村裕司騎手（17戦6勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアキノデメを半馬身振り切って優勝
8月17日、中7週で迎えた40戦目は、マイネルラヴ賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で中村裕司騎手（18戦7勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月23日、連闘で迎えた41戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で中村裕司騎手（19戦7勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月14日、中2週で迎えた42戦目は、カルストンライトオ賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中村裕司騎手（20戦7勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた43戦目は、スターマイン特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で中村裕司騎手（21戦7勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月11日、中1週で迎えた44戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で中村裕司騎手（22戦7勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた45戦目は、星置川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で中村裕司騎手（23戦7勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。
11月2日、連闘で迎えた46戦目は、ホテル四季の風特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で中村裕司騎手（24戦7勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シーズゲイルに交わされて1馬身半差の2着となった。