ブラジルカップ

レース展開

アドマイヤスワットが全馬を牽引、半馬身差の2番手に続くメイショウクオリア

アドマイヤスワットがハナに立つ形となり、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にメイショウクオリアが続く。2馬身以上空いて、エアマックールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはインバルコとマイディアサン。その1馬身後ろ、クリーンは中団やや前。ゲンパチタキオンとタマモクリエイトは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ラストアローとトーセンアレスは中団後方の位置取り。その後ろ、メンデルとグリッターウイングが11番手。マイネルアワグラスは後方4番手に控えて機をうかがう。後方2番手の位置で力をタメるのはプレファシオとシビルウォー。最後尾にエプソムアーロンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ブラジルC、インバルコが持ち前の自在性を活かしたソツのない内容で6勝目をゲット

先頭はアドマイヤスワットでリードは1馬身。2番手にメイショウクオリアとエアマックールが続く。その直後、インバルコ、マイディアサン、クリーンらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはエアマックール。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいた2番人気のインバルコがきっちりと末脚を伸ばしてエアマックールを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手に入れた。2着のエアマックールからクビ差の3着には、逃げ粘ったアドマイヤスワットが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えた13番人気のタマモクリエイトが入線、さらにハナ差の5着には、中団後方にいたシビルウォーが食い込んだ。1番人気のマイネルアワグラスは後方2番手にいたがあとひと伸びが足りず10着に敗れた。