第1回 JBC2歳優駿 (Jpn3)

レース展開

カズカポレイが一団を引っ張る形、そのすぐ後ろにルーチェドーロが続く

カズカポレイが敢然と端をきり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にルーチェドーロが続く。そのあと、ブライトフラッグが3番手の絶好位につける。その直後、プライムデイは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはレイニーデイ。その1馬身後ろ、ギガキングとラッキードリームは中団やや前。タイセイアゲインとシビックドライヴは中団後方の位置取り。オタクインパクトは後方5番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。ノットリグレットは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはサハラヴァンクール。後方2番手の位置でじっとしているのはカイカセンゲン。どん尻にトランセンデンスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

JBC2歳優駿、ラッキードリームが直線入り口で先団に並びかける攻めのレーススタイルで重賞初挑戦初制覇を成し遂げる

先頭はブライトフラッグでリードは1馬身。単独の2番手にレイニーデイが続く。そのあと、ルーチェドーロが3番手。1馬身離れて、ラッキードリームとオタクインパクトが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいたラッキードリームが目を見張るような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った13番人気のトランセンデンスをクビ差で封じてトップでゴールインした。2着のトランセンデンスから1馬身差の3着には、2番手の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したレイニーデイが入った。そこからクビ差遅れた4着には、途中から先頭に立ったブライトフラッグが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいた11番人気のサハラヴァンクールが食い込んだ。1番人気のタイセイアゲインは後方5番手にいたが見せ場なく13着に敗れた。2番人気のルーチェドーロは絶好位にいたが最後一杯になって10着に敗れた。