若水賞

レース展開

ヤクモジェイドが集団をリードする形、直後の位置にグリークシアター、ケニーキーラー、タヤスウエノが続く

ヤクモジェイドが端に立ち、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。2番手にグリークシアター、ケニーキーラー、タヤスウエノらが並ぶ。アウダス、オリンピアドウム、レオシャトルらは中団後方の位置。ヒューストンシチーは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。最後方にセイカテレサ、アリジャポネ、グローリーデイズらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

若水賞、ケニーキーラーが敢闘精神を発揮して直線の紙一重の鬩ぎ合いを辛くして物にする

先頭はグリークシアターでリードは体半分。2番手にヤクモジェイドが続く。その直後、ケニーキーラーが3番手。1馬身離れて、アウダス、ヒューストンシチー、タヤスウエノらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいた1番人気のケニーキーラーが猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったヒューストンシチーをアタマ差で凌ぎ切りトップでゴールに入った。2着のヒューストンシチーから3馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったアウダスが入った。そこから2馬身遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えたタヤスウエノが入線した。2番人気のオリンピアドウムは中団後方にいたが伸びが甘くなり6着に敗れた。